「…ん…?」
「おはようございますv」
目が覚めると、それはもう嬉しそうなニヤケハンサム面が視界いっぱいに映った。
うぜえ。
と思わなくなってる自分がなんか嫌だ。
「…今、何時だ?」
「まだ6時です。
もう少し寝ていても大丈夫ですよ。」
「…そっか、サンキュ…。」
ここは目の前のこいつの意見に従わせてもらおう。
悪いが一度目は覚めたものの眠くて仕方ねえ。
つかこいつのせいだし。うん。
別にいいよな。
それに…。
「…今日は、探索休みだったし…な。
まったりしとこうぜ…。
ふたりで…。」
「……っ。
………はいっ。」
それはもう嬉しそうな返事が返ってきた。
顔が見たい気がしたけど、残念ながら意識が遠ざかってきた。
きっと俺がこいつの告白に答えた一昨日のあの時みたいな顔をしてることだろう。
ちょっと惜しい気もしたが
こんど目が覚めたら、またじっくり見れるだろうし。
まあいいか。
そこまで思って、俺は意識を手放した。
END
シンプルに甘ラブ古キョンです。
最近キョンデレも好きです。
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